秦賢二

ねこあざ

2010年12月31日 12:00

2003年のFC琉球創設から2006年のJFL昇格までを第1期とすれば、混迷の2007年から2010年の苦しい第2期を支えてくれた一番の功労者。
秦がいなければ、もっと酷い状態になっていたのではと考えるだけでも恐ろしい。
崩壊していく2007年には八面六臂の活躍、2008年の混乱期では常に安定した落ち着いたプレイを見せ、2009年にもチームのバランスを見て献身的に動き、2010年には彼本来の攻撃力の高いプレイを見せていた。
秦が中盤でボールを持てば、チームの流れにリズムが生まれて、いい攻撃ができるし守備も安定するようになる。
常に彼がチームの要であった。
本人は「周りが生きてくれれば嬉しい」と語ってくれたように、チーウのバランスを見てチームメイトを生かすようにプレイをしていた、目立たないことも多かったがいつも全力でチームのため、サポーターの期待に応えるためにプレイをしていた姿は大好きでした。
2007年、チームが勝てない時期に、試合終了の整列の時にはいつも手を合わせて、応援にきてくれたサポーターに謝っていた。
FC琉球の控えめな「王様」
それが、秦賢二です。


















俺は彼の大ファンで、人生初の弾幕は彼の弾幕でした。
その時に「マイスター」と称しましたが、秦のプレイはその名に恥じないものでした。
いつかはこういう日が来るとは思っていましたが・・・・

現在のブログのトップ画像のシルエットの一つは秦です。
もう一人は、俺の好きな元琉球の選手です。
寒空に秦の退団は身に染みています。

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