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2009年12月11日

FC琉球の未来を考えるシンポジウム part2

前回は,FC琉球の現状と新たなビジョンについての榊原氏の言葉でした。
文章量も多い上に,ベタうちなので読みにくいですね。
申し訳ないですが,今回も似たような状態になります。
見やすくレイアウトをしようかとも思ったのですが,時間がかかりそうで,私自身がもちないので許してください。

さて,今回は榊原氏のプレゼンに対する,会場からの質問です。
質問をした方の名前はふせて,それぞれ発言者としています,また文としてはいびつな書き方をしています。
質問の文言について,諸事情を勘案して私自身の判断で,質問の大意に影響を与えない範囲で削除したりしています。
そのために,質問文について一言一句違っていないというわけではないので注意をしてください。
一応は目を通しましたが,誤字脱字や言葉の間違いはあるかもしれないので,その辺はうまくよんでください。
今回は画像なしで文章だけで,いっそう読みにくいかもしれません。

余談ですが,今回,シンポジウムでの発言を文章に起こしたのですが
言語のコミュニケーションというのは,単語による情報伝達だけでなく,語調の強さ,言葉を発するまでの間など非言語的な部分によって,言葉を発する人の感情的な面が伝わるものです。
文章にしてみると,そういう非言語的な情報の欠落を強く感じました。
それによって,発言者達の意図や気持ちが十分に伝わらないのではないかと感じています。

過去から,現在,そして未来へと,FC琉球について重要な質疑応答だったと思います。

シンポジウム質疑応答
発言者1
質問1:チームビジョン,来年,3年後について聴きたいと思います。具体的な数字として勝ち点60(過去4シーズンの4位の成績にあたる数字)であげてあるが,個人的には高さとスピードのあるがFWがいないと難しいのかと考えている。今季の成績についてがっかりしたが,失点も少なくなっており改善がみられる。先ほど具体的な数字をあげていたが,それは3年後の目標であって来シーズンの目標になってはいないのか。

榊原:もちろん来シーズンの目標として掲げるが,来季は得失点差をゼロになるようなチームにしたい。優勝を目標に闘いたい。
天皇杯で県の代表に選ばれるのも当然であるが,前期は4位で折り返してJFLの枠で天皇杯に行きたいという目標もある。
先ほどの数字を具体的な目標としてあげるが,それを実現できるのは現実的には3年後ではないかと考えている。

質問2:榊原社長自身についてですが,本気度を伺いたい。沖縄陣として人と人があって,人と人との繋がりあります。ホームではできたらかりゆしウェアでお願いしたい。

質問3:プライドの話ですが,週刊誌の情報では裏の闇組織と関係を懸念したフジテレビが放映を止めたことで,プライドが立ちゆかなくなったと言われているが,単刀直入にプライドでの暴力団との関係についてお答えしていただきたい。
榊原:プライドについて2006年の週刊現代にかき立てられたものに端を発して,暴力団と関係していると言われたことについては汚名を着せられた思っている。フジテレビの放送が中止になったの事実であるが,中止になった理由はハッキリとは聞かされていない。しかし,フジテレビが筆頭株主であるスカイパーフェクトTVの放送は中止になることは1回もなかった。私たちも現代に対して告訴をするようなアクションを起こしたこともあった。
沖縄のマスコミにはないという前提で話しますが,好き勝手かかれるということがあるんですね。その時,僕らには現代に対抗するメディアがなかった。また,その当時も週刊文春から反論記事を書かないかという話もあったが,一般の人がそれを読んだとしてどう思うかを考えた場合,五十歩百歩で書いてある記事が本当かどうかというのは,読者の方が利口でわかっていて,おもしろおかしく読んでいるだけなんです。
実際に記事が書かれた後,5月にプライドグランプリがフジテレビのゴールデンタイムで放送されたが,視聴者からの抗議の電話は一本もなく,フジテレビの現場の人は,観る人は観ているから自分たちの信じている道を一歩づつ進みましょうという話になった。
私は,天地天命に誓って暴力団の人たちと直接関わって利益供与したこともないし,そういう人たちに守ってもらう必要もないわけです。ただ,週刊現代に書かれるその前に,日本テレビが2003年にプライドの対抗格闘技コンテンツとして猪木ボンバイエというものをつくる。その時のプロデューサー,川俣誠也というが全てを告発するという形で出ている。川俣さん自身はヤクザとの裁判や日本テレビとの裁判にもなって,僕も参考人として2回くらい呼ばれているが,その時には調書は取られていない。彼らがもめている事件の参考人として,多くの格闘技関係者が呼ばれている。
その時に警察に対していったのは,警察からこの人は反社会勢力だ,この人はつきあってはダメな人だとリストを出して欲しいと言った。日本の社会の中でそういう人だ,そういう人でないという見分ける術はない。スーツを着て企業人としている人はいるわけで,そういう勢力がどこにいてどういう活動をしているか警察はわかってはいて捕まえようと思えば捕まえられるわけですよ。
FC琉球もそうですし,プライドの時もそうですが,お客さんとか来る場合には,自分のコンテンツを守るためには身体を張って守るつもりでいます。逃げずに向き合う。
反社会的勢力がお客さんとしている場合には拒めないわけですよ,事実プライドの時に一般の人ともめた場合もある。
しかし,反社会的勢力のために大会を開いたということは全くないです。
プライドというコンテンツは,みんなが作り上げて日本から世界に向けて発信でき,格闘技の世界で一世を風靡することができたが,フジテレビが放送を辞めたことは最大のダメージになったのは間違いないが,現代がどんなことを書こうが,他の人はみる目を持ってくれていた。
でも,フジテレビが放送を中止したことで,何かやましいことがあったのではないかという烙印を押されてしまったというのが,何よりも大きなハンディキャップでした。
本当にそうであれば,全ての人が去っただろうし,スカイパーフェクトTVも撤退しただろうが,これまで培った信頼は揺るがないものだから放送を続けますと言われた。その時には涙がでるほど嬉しかった。
フジテレビ放送中止というのは,我々が顔を知らない上での決定だったと今も思っています。

質問4
来シーズンの補強について,まず監督人事について。まもなく発表ということでしたが,2010年シーズンよかった部分はのばしたいといっていたが,新里監督が続投なのか,それとも交代なのか。23日のトライアウトまでにはハッキリさせていると思いますがどうか。それとウチナーンチュとして,以前から思っていたのですがなぜこの選手に対してオファーしていないのか不思議でした。私が推薦する選手は喜名選手です。現在はロアッソ熊本にいましたが,彼の経験などはチームにとっても大きな財産になるものだと思うですが,具体的に獲得をして欲しいとお願いします。
榊原:監督人事については23日までに発表したいと思っています。毎年指導者や選手の顔ぶれが大幅に変わるということをきていたが,JFLのチームをみたら同じ監督,同じ選手が2,3年続くのが普通であり,今シーズンも当初の6連敗をみるようにチームの熟成というのがFC琉球にはなかったと思う。何が正しい道かはわからないが,個人的な意見としてチームの熟成は必要であると思っている。そういった面からも検討して23日までに発表したいと考えている。
チームの補強ポイントについては,どこを補強すべきかはハッキリしている。まず残って欲しい選手が確実に残ってくれるかどうか。来年も主力で強い思いを持って34試合を闘ってくれるのかがハッキリしてから補強というものを行いたい。
具体的に名前があげていただいた喜名選手についても,熊本を退団する情報は入ってきているが,一番望むのは沖縄出身の選手がたくさん活躍してくれるのを念頭に思っているが,県外がからきている選手もFC琉球のために全力で闘っている選手はウチナーンチュとして受け入れてもらいたい。沖縄の選手をのばしたいという気持ちはあるので,沖縄の選手については門戸を開いては起きたい。
内地にいって闘うのではなく,沖縄に残って闘いたいという環境をりたい。

発言者2
質問1:トップチームの試合の前にユースの試合できないのか。
榊原:下部組織の試合とかは,ホームゲームのあり方を変えていきたいと検討しています。アメリカのメジャーリーグサッカーではハーフタイムに低学年の小学生がボールを追いかけるような試合をしていたが,それを見ていた心温まるものがあった。
そういったことができないかリーグに聴いたところ,できないことはないということだった。ただ,運営のあり方,選手のアップなどの問題はあるが,そのあたりは検討したいと思っています。

質問2:グッズ販売について,スポンサーになってくれた企業にお願いして空港や国際通りの店舗においてもらえないか。現在のショップは残念ながら行きづらい場所にある。
榊原:グッズの展開については,観光客にFC琉球のグッズがお土産として買っていただけるように展開していければと,空港においてもらえればと思っています。珍品堂さんにトルシエのシールを貼ったちんすこうショコラをおいてもらっている。
いずれにしろ国際通りでも空港でも,沖縄を代表するようなもの一つとしてとってもらえるように,営業もそうですが商品開発など考えていきたいと思っています。

質問3:地域密着であれば,キングスやコラソンといったチームと連携はできないか。ウチナーンチュは弱いと応援しないという悪い癖があるが,どっちらかが弱い場合にはこっちを応援をするといった連携はできないのか。それともそれができない理由があるのか。
榊原:他のチームとしての連携ですが,新たな体制になったときにぜひやりたいのが,かりゆしさんとの寒い関係をどうにかした。かりゆしFCとは永遠のライバルであると思うし,最終的にJFLにあがって沖縄ダービーみたいのがあってもいかなと思うし,その前にJ2にあがりたいという気持ちもある。
ただ,市場や熱を大きくするときには競争は必ず必要で,かりゆしさんともっと近い関係になりたいと思います。すでにかりゆしさんの取締役とお会いしてお話はさせてもらっています。
永遠のライバルでいたいと思いますし,友好的な競争相手でありたいし,時には県内の子供達へのサッカー教室であったり,,県内の子供達へのサッカーの普及に協力したり,時としては天皇杯で偶然に闘うのではなく,県内のトップとしてレベルの高い試合を見せられるようになったらなと思います。
もちろん他のチームとの連携も考えます。

発言者3
数点要望がありますが,その前に訂正をお願いしたいのがスローガンキーワード,チームカラーにある首里城は国の指定文化財でありますが,世界遺産でもありますのでそのように記してもらいたい。

発言1:7つの誓い,ベストを尽くすことと,5つの運営方針と素晴らしい内容と思います。ですが,これまでもこのような抽象的な目標が以前にも上げられとおもいますが,強く要望したいのはぶれないでいただきたいと言うことです。2007年,2008年をみるとチームの総入れ替えというのを見ると,経営方針がぶれているとしか思えない。
ですから,ぶれないで一つの信念を通してやってもらいたい。榊原さんが今回このような機会を持ってくれたことは,真摯にスポンサーさんやサポーターと対峙することが,まずその現れだと思います。この気持ちをもっていけばチームにも影響していくものだと思います。
例えば,鹿島アントラーズの三連覇について,ジーコの作った4-4-2のシステムを変えずに一貫して守ってきたことが,今回の結果に繋がっているという記事があった。
2000年以降外国人選手を主軸にしない,外から来た選手を主軸にしないことをしている。お金がないということで始めた育成事業を非常に強化しているのが面白いと思う。琉球についてもぶれない琉球。その琉球にあうかどうか。監督にしても選手にしても,鹿島は鹿島のスタイルに合うかどうかで判断している。琉球もこれを見習ってもよいのではないだろうか。

発言2:沖縄を中心に2000km内という発想は,とても大切なものですね。経済圏を構成していく上でも必要なことで,とかく日本の最南端といういわれるが,実はアジアの最北端,最東端だということが誰もいわない。
もっとグローバルでいうと15000m上空から沖縄を中心に見た場合にはオセアニアも入ってくる。そういう経済圏を再構築するという意味からもいいのかなと思う。東南アジアではシンガポールでは,アフリカ人チームがあったりして,ACLに出て行くユニークな争いをしている。中国,韓国,オーストラリアも視野にいれて,さらに世界に広がるウチナーンチュのネットワークも視野に入れていくのいいのかなと思います。

榊原:ありがとうございます。

発言者4
FC琉球が作られたとき,4年前でしたか,ラモス総監督,ジョージ監督と話したとき,商工会議の集まりで2人に会うことがありました。その時2人お願いしたのは,ぜひ時間をかけて5年でも10年でもいいから,沖縄の子供を人材育成をしてください。沖縄の子供からチームを作ってくれとラモスさんにお願いした。それに対してラモスさんは10年もかからないですよ,5年もかかからないですよと言われた。沖縄には良い人材がいるので作りましょうと約束してくれた。
それから3年間ぐらい宜野湾のコンベンションセンターで練習をしていたので,ジョージ監督と少し話す機会があった。その時にも同じ事を聴いた,チームに沖縄の選手は何名ぐらいいますかと,その時には半分くらいとか3分の2くらいだと言われた。
今年1月,新里監督に会って話したときに質問をした。沖縄の選手は何名いるかと,この時はたったの3名ですと言われた。
ここで要望したいのは,沖縄県民のためのチームなら沖縄出身の選手を使って作ってほしい。沖縄には素晴らしいサッカー選手がいます。私個人で知る限り(発言者4は11年間中学校などでサッカーの指導を行ってきています。)15名の素晴らしいサッカー選手がいます。その15名の中からFC琉球に1名も入っていません。
本土からの素晴らしい選手が入っていますが,ここで彼らがなんでFC琉球でサッカーをやるのかを考えてみる。沖縄出身の選手が入っているのか意味が違うと思う。両者ではFC琉球にいる意味が違うんです。
本土から来ている選手はなぜ沖縄に来ている,職業として,あるいは沖縄の青い産み青い空が好きだから,もしくは奥さんや彼女がいるからかもしれない。本当にFC琉球のためにきているのか。逆に沖縄の選手達をみると,沖縄の子はメンタルの面では弱いと言われているけど,ちゃんとした指導者がいたら素晴らしい選手になる。この子たちはFC琉球にとってなに?この子達はFC琉球ををJ1,J2にいかしたいという気持ちはたくさんあるのです。負けたら泣く子達なのです。本当に自分の島のチームのために働く選手達です。
ですから,差別するつもりではないですけど,本土から来ている選手と沖縄出身の選手では,そこにFC琉球にいる意味が違っていると思うんです。ぜひ沖縄県民のためのチーム,沖縄県民の中からのチームを作ってください。
先ほど榊原さんが話した問題が色々とありますが,おそらく沖縄県民の中からのチームを作るとほとんどの問題は解決できると思います。
沖縄の人たちは経済的には恵まれていないですが,一緒になると手を合わせると凄い力になるのです。沖縄出身の選手達と,その親とその親戚とその繋がりとても強いです。
21歳~23歳に私が知っている限り15名の素晴らしい選手がいます,チームが作れるくらいいます。でも一人も入っていないです。沖縄の出身の若者を引っ張ってJ1,J2にいくことを考えて欲しいです。
また,スローガンの言葉,「Do our Best」素晴らしいとおもいます。ですが,もっと沖縄らしいスローガンを作ったらどうかと思います。例えば「沖縄の力」「それが沖縄だ」とかです。必ず沖縄を入れていただきたいと思います。
私が言っていることは,沖縄の人は思っている方は多いと思いますが,県民性があって口にだす人はほとんどいないと思います。本土の力を借りて沖縄のものを活かす,すべて本土のものとなると沖縄の人は協力してくれないと思います。これは絶対沖縄の人は口に出さないことと思います。
今,FC琉球を見ると運営も本土の方,選手もほとんど本土の方,総監督も外国の方。監督は本土の方でいいと思いますが,運営も本土の方でいいと思います。ただし,選手たちはベンチ入りしている選手のほとんどは沖縄の選手にして欲しいと思います。

発言者5
協会との関係,自治体とのつきあいのビジョンがあれば聴かせてもらいたい。

榊原:沖縄県内の才能をがまだきっと,たくさん埋もれていると思います。
せっかくFC琉球が沖縄にあるので,沖縄の才能のある,野心のある,志のある選手達に真っ先に門戸を解放しておきたいと思います。
ただ,プロの世界では自分の実力で自分のポジションを,僕は沖縄の人だから選ばれているんだというのは,プロの選手に対してそれは失礼だと思う。
自分の力で沖縄のチームのポジションを獲って,絶対内地の人には譲らないんだという強い意志で勝ち取ってもらいたいと思っています。
そういう機会を提供できていないとするなら,もっと子供たちの頃から沖縄の人たちの才能に目を向けて,機会や環境を与えられるように頑張りますし,12月23日にあるトライアウトにも県内からたくさんの人がちゃんレンジしてもらいたい。僕らが沖縄県内の才能がわかっているかというとわかっていないと思うので,逆にどんどん推薦をしてもらって,トップチームの指導者に触れる機会を作っていただけたら思っています。
全部が全部にお答えできるかわからないですが,それでも今までよりも前に進んで,沖縄県内の子供達の才能について,トップチームの指導者や育成の人間がわかっている環境になって,才能を磨く事になれるようになれたらと思います。
2009年で登録している県内選手は,當間,新崎,國仲,比嘉,石川の5人です。この人数は全体の3分の1にも満たない選手なので,沖縄県内の才能ある選手がもっと獲得できたらなと思ます。
これからはそういう機会をつくる努力をして,才能のある子供達,選手に出会えればと思っているので,いい選手がいたらぜひ紹介してください。

榊原:県のサッカー協会との関係をもっと密にしたいと思っています。
県のサッカー協会と共に,何か県内だけの企画ができないかと検討しています。できるかどうかわからないですが,高校サッカーに南風原高校がいくが,例えば高校サッカー選手権で優勝できるような県の高校のチームが出て欲しいですし,そのための指導とか練習試合のような協力の要請が高校やサッカー協会からあれば,これからは積極的に応えたりしたいと思います。
ゆくゆくは沖縄県の高校生がサッカー選手権が優勝できる日がくればいいし,その先にはFC琉球がいきたいとおもいますが,県のサッカー界が発展してJ2にいくチームが出て,天皇杯でも優勝できるようなチーム出るように協力をしていきたい。
そのためにはかりゆしや海邦とかその他もっと多くのサッカーをやっている方々と手を携えてやっていきたいと思っています。
2010年には,県のサッカー協会と相談して色々な企画を打ち出していければと思います。

発言者6
質問1:トップチームの徹底強化とありますが,強化部をおかれるという話がでていないが,Jリーグを目指す中で強化部をおかれないという方針なのか,それとも話に出ていないだけなのか。
質問2:スタジアムの話とかでているが,ホームタウンの構想について話してもらえますか。
榊原:強化部はおきます。トップチームだけでなく,ユース,Jrユース,その下のジュニアも含めて強化部があって,トップチームもユースもJrユースも同じサッカーを目指すんだという,そのサッカーを共有できるようにして,ジュニア,Jrユース,ユース,トップチームと持ち上がっていくようにしたい。
トップチームの中の強化指導体制も,今年2009年のフロントとしての反省点としては,若く経験の少ない新里監督を起用するにあたって,それを支えるコーチ陣が不十分だった。2010年に向けたトップチームの指導体制について,監督をそのまま継続させるかという問題もひとつですが,仮に新里監督が継続したとしてもコーチ陣等を充実させる方向で大幅に変わることになると思う。クラブの中で一貫した強化体制を作れるようにしていきたい。
ホームタウンに関しては,僕らとしては沖縄全体がホームタウンという意識で活動していけたらなとおもっているが,いずれにしてもスタジアムというものがどこにできてくるのか,奥武山にできるのか,中城にできるのか,糸満に作ってもらえるのか,そういったものを踏まえて考えていきたい。今の現状でいうと,県内全体がFC琉球のホームタウンだという意識の中でやっていくしかないと考えています。


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