2010年06月18日
FC琉球を考えるシンポジウムに行ってきました。
去る15日に行われました、FC琉球の未来を考えるシンポジウムに行ってきました。
もちろん、その模様は録音をしました。
ですが、ここでお詫びあるんです。
前半の榊原代表の現状について約50分にわたる発言については録音をし、書き起こすことができたのですが
その後の質疑応答&スタッフ紹介の部分などについて、私のミスで録音ができていませんでした。
すいません。
よって、アップされているのは榊原代表の言葉だけになります。
質疑応答については、当日質問をされた方が、コメントなどで補足とかしていただければ嬉しいのですが。
それと、文章については多少の誤字脱字はあると思うし、表現についても推敲していないのでおかしい表現があると思います。
その辺はうまく読み解いてください。
相当長い上に、読みにくいです。
覚悟して読んでください。
もちろん、その模様は録音をしました。
ですが、ここでお詫びあるんです。
前半の榊原代表の現状について約50分にわたる発言については録音をし、書き起こすことができたのですが
その後の質疑応答&スタッフ紹介の部分などについて、私のミスで録音ができていませんでした。
すいません。
よって、アップされているのは榊原代表の言葉だけになります。
質疑応答については、当日質問をされた方が、コメントなどで補足とかしていただければ嬉しいのですが。
それと、文章については多少の誤字脱字はあると思うし、表現についても推敲していないのでおかしい表現があると思います。
その辺はうまく読み解いてください。
相当長い上に、読みにくいです。
覚悟して読んでください。
ホームの三連戦も終わって,ワールドカップで盛り上がっている中で,ぜひ、皆さんと沖縄のサッカーについて語り合う機会を作りたいということで,僕にとっては三連戦のホームゲームは,大切ですけど,僕にとってこの未来を考える会が,今後の沖縄にとっての,そしてFC琉球というチームにとってのすごく大切な機会になるということでむちゃくちゃ楽しみにしていた次第です。
1回目は新しい組織になって、本当に果たして本当にこいつらFC琉球、沖縄のサッカーチーム運営母体としてちゃんとやっていけるのかどうかと、皆さんも半信半疑だったと思います。僕の中でも一つ一つ、今でもまだ結果が出ているとは思っていないですけど、時間とともにチームも作り上げていく作業の家庭の中で、はじめて共通の夢とか目的とか目標が生まれて特別な信頼関係ができるものだと思っています。ですので1回目の時よりは、もう少し今日は、僕もこのチームを支えていくなかで、苦しんでることや皆さんに助けてもらいたいことや、時には皆さんからの厳しいご指導とかをいただきながら、このチームをこれから先に、どうすべきなのか、そういうことを我々から一方的に話させてもらうのではなくて、皆さんのご意見とかアイディアとかこういうことをしていったいいのじゃないのかという意見を交換させていただく場にさせていただければと思います。
ですので、ぜひ忌憚ない意見を、ここまでの前期を振り返って、まだまだ足らないことたくさんあるんですけど、厳しい意見を含めて頂ければと思います。
まず、私の方から今日皆さんにお伝えしたり、ご提案をして皆さんの意見を聞ければな問いことを一つずつお伝えしたいと思います。3,22
できれば、このFC琉球の未来を考える会という会のタイトルのが果たしていいのかどうか。あの、もう少しこの会をどんどん進めていく中では、沖縄のサッカーの未来を考える会というような形になっていけばいいなとそう思っています。
で、そうなってくると県のサッカー協会さんとか、もっとほかのチームの皆さんとかにも逆にこの会が点となって広がっていくふうになっていければなとも思っています。
で、あの私としては、この半年間の新体制の中で、新生FC琉球と銘打ってゼロからのスタートを切らせて頂いた中での、営業状況、ファンクラブの入会者の状況、アカデミーの育成普及の進捗状況、そして我々FC琉球が起点となって、いろんな形でのイベントを通じて、もっと県民の皆さんにサッカーにふれ合ってもらいたい、各種イベントがどうできあがっていっているのか、そしてまぁ、皆さんのお手元に配らせてもらったものの中に乗せて頂いた、7つの誓い、これが我々のチームの理念なのですが、往々にして理念というのは掲げるだけで、実行に移せるのが少なかったり、うつせていないことが多かったり、理念に反することを行っていたりするもの、そんなことがあってはいけないのですけど、そんなふうになりがちだと思いますが、じゃ、我々がこの7つの誓いに対して誓った以上は、やらなければならないと思いますので、どうやれているのかどうか、皆様と一緒に検証させて頂ければと思います。
それと、じゃ、根本的にFC琉球というプロのクラブチームをさらに沖縄ホームにして進化させていくのに、何が足りなくて、どうしなくちゃいけないのか。そのためにはたくさんの課題がありますが、当然一番大きな、一番大きなというわけではないのですが、大きな課題の一つが、当然我々の力だけでは成し遂げないわけですけど、スタジアム建設。これは我々FC琉球に関わらず、沖縄県として必ず持たなくてはいけないし、なくてはならないものです。これがなければいずれにしろ、ボトルネックで、今日皆さんの前でじゃ、FC琉球の後期、ここから残りの試合を含めて我々のチームは、本気で今年は優勝しようと、選手と誓っています。あの、今は7位ですが1試合少ない中で選手も本当に2年目、新里体制になって、気持ちも充実してサポーターの皆さんの声援も受けながら、いい環境にきていると思います。やる以上は、優勝をあきらめる、優勝ができないという可能性が、あの、優勝ができるという可能性が1パーセントでも残されているのであれば、戦う以上は優勝をしようと、選手もみんな6月の三連戦の2試合目、あの引き分けになった試合のあと、みんなでミーティングをして誓い合いました。ですんで、ここからは1試合も負けぬ、負けないで全試合を終えるというその強い決意と、その先に優勝というものが見えてくる。そして優勝することで多くのものが見えてくるだろうし、選手それぞれの未来にも、まぁ、FC琉球の中で戦う選ぶ、ほかのチームからのオファーを受ける、プロですから僕らとして、FC琉球として彼らに最高のオファーをして、J1,J2からそれ以上のオファーがきたとしたら、気持ちよく彼らを、今は送り出すべきだと思っているので、そうなるとためにも優勝チームのセンターバックだった、JFLといっても優勝したチームに貢献した選手、それは高く評価されますので、彼ら個人のために、それがFC琉球の大きな未来への力、礎にもなるとおもうので、選手共々、ここから後期は必死にがんばりたいとそう思っています。
そういうことも含めて皆さんといろんな話をするんですが、まず、できれば、最初に皆さんにお願いしておきたいのは、あの、これは僕の中でも答えが見つからない、答えがないのかもしれないのかもしれないけど、あの、このチームを本当に沖縄の人たちに愛してもらって、必要としてもらうには、何が、まだ何が足りないのか。そのヒントを教えてほしいと思っています。
といのは、先ほどもいいましたが、営業状況からすると、昨年、一昨年、トルシエがきました。FC琉球の歴史の中で2006年が、話が頭の中で、資料をみずにしゃべるので前後しますが、ファンクラブの数で言うと2006年は1700名の方に所属して、約1700名の方がFC琉球のファンクラブとして登録して頂いていました。そして2008年、それが500人に減ります。2009年では約300名に減りました。そうですね、300名にいかなかった状況がありました。それが今年、我々新生FC琉球として2009年の我々チームのふがいなさと、経営母体のふがいなさ、多くの県民の人たち、このチームを支えてくれる関係会社への方々への不払いなど、経営的にご迷惑をかけたことを含めて信頼を失って、2010年を再スタート、再スタートというか新生としてのゼロからのスタートをきったのですが、今年の現状から言うと200名くらいのファンクラブの会員登録で、いまだ、足踏み状態という状況です。
まずは、このチームを支えて、このFC琉球の勝ち負けが昨日の日本代表の勝ち負けよりも胸を震わせるようなチームに、なってくれる方が200名くらいなのかなと思っています。なんとか、このファンクラブを1000人に、まずは1000人にしたい。それが僕らのフロントとしての目標でもあり、たぶん、ここにお集まりの皆さんたちの力をお借りして、1歩ずつ増やしていく。当然そのためには、チームが活躍すること、チームの選手が、先般の北谷の競技場に足を運んでくれた多くのファンの人たちに、やっぱりサッカーの試合の、ホームで勝つことの喜びとか感動とかを多く提供していくことを積み上げていくことが、このチームのファンになろうと、ベンガラのユニフォームを着て共に応援していこうという人を作り出していくと言うことであって、一足飛びに200人が1000人にはならないと思いますが、とにかくこの、いったんは1700人いた方々が、200人まで落ち込んでいるというこの現実を皆さんと共に受け止めて、どうしていったらいいか、ここは意見を聞きたいと思っています。あと、営業状況にしても、2010年必死に新生FC琉球になって、ワールドカップの年でもあって、新しく志を持ってFc琉球のフロントに入ってきたスタッフと共に営業活動をしていますが、残念ながら過去の売り上げには、ほど遠い状況です。一番いい年で過去2007年当時だと、スポンサード、大きなものから小さなものまで、だいたい1億5000万円の収入がスポンサー収入、広告収入が集まっていましたが、これは経済環境だけの問題ではなくて、我々が経営努力をして集めているお金が約8000万、当然チームの収入の構造からすると一番はスポンサー収入だと思います。ここで構造を変えていかないといけないのは、入場者での収入。ここが他のクラブになると大きな柱になります。たとえば浦和レッズにしても、鹿島アントラーズにしても、彼らが多くの地域の人に愛されることによって、そのチームに、これは地方都市の中で言うと、トヨタ自動車が持つ名古屋グランパスとか、どちらかというとJ1といいながら実業団的なとはいいませんけど、大きな親会社があるクラブチームでなく、市民球団であるからには、本当に皆さんの生活の中の、個人の消費で広く浅く応援をしてもらう。世界でみるとバルセロナみたいなソシオというか、そのチームを個人の力で支えていく。ゆくゆく、こういう話をしていくとあれなんですけど、じゃ、株主とか経営の透明化とか、僕は最終的には金魚鉢の経営になっていくことが、クラブチームであることは必要だと思っているし、できれば多くの資本政策では、出資を仰ぐとか。この経営基盤を安定させる上ではね。きちんとした資本政策をある時期にはとっていかなくてはならないのですけど、現状で言うとそういう状況にあります。
そういう広告収入がまだ、過去の記録を数字をクリアできていない、それは我々の営業努力が足りないこと、チームとしての成績が不十分であること、なによりもこの数年間で失った信頼が大きなこと、ここをどうクリアしていくか、一足飛びにいかないんで。また、いったとしても我々新生FC琉球として半年しかたっていないのですから、一年のシーズンを通して沖縄の企業の方々、沖縄の県民の人たちに、こいつら本当に変わったなと、この人たちと一緒に県内でチームを作っていこと思えるようにしていく、作っていくことがまず必要だと思いますので、後期に営業活動にはがんばっていきたいと思います。
当然それ以外に、マーチャンダイズの収入とか、アカデミーの収入だったり、現状でいうとアカデミーということ、育成普及、これもJにあがる上でやらなくちゃいけないし、Jにあがるための条件としてやらないといけないということでなく、これだけ多くの才能にあふれた子供たちがいる沖縄で、サッカーをきちんと指導する指導者や環境がないということは、沖縄の子供たちには不幸だと思うので、我々がそこは今は、現状の子供たち、お子さん達からいただく月謝と、そのチームのアカデミーで普及にかかる人件費とかバランスがとれないと思いますけど、ここはでも、卵が先か鶏が先かで、きちんとした指導者がいて、きちんとした思いを持って、沖縄の子供達にサッカーを教えるという意志でここはがんばっています。ここはもっと裾野を広げていきたいと思っているんですけど、ここの収支も合わせていく必要もありますが、いずれにしてもそういう形で集めていくお金の収入としての、収支のバランスとしてはまだ、半分すんだ時点ですが、今年も沖縄ドリームファクトリーとしては、収支のバランスはとれないと思うんですね。このチームの運営にかかる経費が、今年もなるべく、全力、ここは全力でもないな。難しいんですけど、やっぱり強いチームを作るにはお金がかかります。選手達にそれなりの環境を与えてあげて、戦える状況にするにはお金がかかります。それと沖縄という地の大きなハンディキャップが交通費ですね。アウェイに行く度に彼らは飛行機に乗るという肉体的ハンディもしょいますが、チームとしては毎回、飛行機にのせてとばせなければならないというハンディがあります。ですんで、そういうことを甘味しますと、たぶん支出は切りつめても2億5000万円くらいの支出が今期もかかるという見込みです。ここから後期に向けて、社員も含めて経費を切りつめて行くところは行きますけど、2億5000。それに対して収入がどれだけ追いつくかというと、みんなががんばってもチケットも含めて1億5000,今期1億の持ち出しをなると僕は思っています。僕はそうならないように全力でがんばりたいと思いますけど、いずれにしてもお話ししたいのは、このまま我々が常に1億円という年間、じゃ、このチームを選手達にプレイをしながら働いてもらう。安くて、安くて優秀な選手というのは難しいと思いますけど、よっぽど思い切ったドラマチックな選手達の契約形態をとらない限り、この支出を2億にできても、1億5000万にはできないと思うんですね。で、その道をとりたくないと思います。というのは、本末転倒になるとおもうんですね。プロチームである以上は、本当にサッカーに24時間集中してほしいし、戦うプロ集団として、本当にいつも選手にいうんですけど、サッカーで自分の家族を養う、サッカーで自分の夢をかなえる。サッカー以外に逃げ場ないという環境にプロはいないといけないと思うんですね。働きながら、実業団としてやるといのなら、ホンダとかソニーとか、他のチームでやればいい。でも、本当にハングリーな思いを持ってやっていく選手をFC琉球としては雇いたいし、くずしたくないので、2億から2億5000万の支出を捻出できる体制を来期に向けてどう作り出していくか、これはまぁ、僕が経営者という立場としての手腕が問われるものだと思います。今期に関しても我々としては、今、株主というと、私たちFC琉球を支える株式会社沖縄ドリームファクトリーは別会社で僕が経営者としてやっている会社が筆頭株主で、あとはPMエージェンシーの比嘉社長がいらっしゃるだけです。ここに資本の増資をしたりとか、いろんな資本政策を考えたりして、経営を盤石な体制にしていきたいのですが、いずれにしても資本を積み上げましていっても、通常の経済活動の中での収支がとれていないとどうしようもないと。これもバランスをとるための努力をさらに積みたいと思います。その中でサポーターや皆さん達にも、今でも皆さんたぶん、もっともFc琉球にお金を使って頂いている方々であるので、じゃ皆さんにスポンサーになってくれとかということじゃなくて、皆さんの中で、さらに先でスポンサーになってくれる方がいらっしゃたり、このチームを、沖縄から沖縄のチームをJ1に持ち上げていくのに協力をしてもらえる方々に、ぜひ、うちの営業とかつないで頂けたらと思っています。で、やっぱりこう声をだしてみんなに訴えていかないと、だれも振り向いてくれないので、今日も県庁にいって、県の人たちが、この先で話をする中で、あの、Fc琉球はと言いたいとことですけど、サッカーは沖縄の観光資源として、すごく優秀な観光資源だと思っているんですよね。今のワールドカップまさにそれだと思うんですよね。南アフリカに与える経済効果、莫大です。報道でもあるように南アフリカのワールドカップをのべ300億人の人たちがみるわけです。2022年に日本のワールドカップの招致が始まっています。その候補地には残念ながら沖縄は入ってもいないし、入る気もない。で、じゃこれがたまさか、2022年に日本でのワールドカップの招致が決まった。そこから手を挙げても遅い気がするんですよね。今の時点から、沖縄県は観光が基幹産業であるなら、今のワールドカップを見て、これを沖縄でやろうという気にならないのが不思議でならないのです。それも2022年に日本が、国を挙げてというか、日本サッカー協会が音頭をとって、ワールドカップの招致に乗り出しているならば、その候補地として沖縄は、キャンプ地として沖縄に来てもらうというのに甘んずるべきでないと思うんですね。じゃ、ワールドカップの何試合かは沖縄で開催するべきだ、そのためにも当然、必要になるものを、県として、観光資源を、サッカーが観光資源として機能するのだから、それを受け入れる受け皿としてのインフラを整えていく、そのことに人々が気づいてもらえたらとおもって、県庁の方々とか、みなさんとか、会って色んな話をさせてもらっているんですけど、これも声を出していく必要があると思うんです。あの、スタジアム建設に向けての運動が、草の根運動として、例えば国際通りでとか、色んなところで署名運動をするということしかないのかなと思って、それで皆さんに何万人の人の署名をしてもらったところで、過去にもそういう運動をしてもらっているんですが、全く響きません。仲井間知事も選挙公約で、サッカースタジアムの建設であったわけだから、もちろん普天間の既知の問題は凄く大きい問題ですが、でも、僕はウチナーンチュでなくて、大和で産まれて今沖縄でおじゃまして、みなさんと一緒に頑張っていこうと決めて、必死に可能性というものを強く感じる中で、これだけマイナスの部分というか、基地の問題とか凄くデリケートな問題で、スポーツチームとしていうのはいかがなものだと思うんですけど、そういうことと併せて、沖縄の基地の問題を解決させていくと同時平行に、沖縄の環境整備ということが、やっぱり求められていくべきだと思いますし、あの先ほどもいいましたようにサッカーは観光資源だと、沖縄にとっての観光資源になるといえばね。今日の会までに沖縄県内で発表されていればいいなと思って、この日程を合わせたけど、残念ながら間に合わなかったようですが、近いタイミングで大きく県内で観光業者の方々を中心として、沖縄の中でのサッカーが観光資源になるということをご理解いただいた方々が、動き出してくれることになると思うんですね。それは、国の流れとしても沖縄という観光地をさらに東アジアの人々に、さらに訪れてもらえるような、当然それは空港の整備とか鉄道を造るとか色々ありますけど、それとあわせて、スタジアムだったり、もしくは野球のキャンプの誘致に成功した沖縄で、サッカーにとったって最高のキャンプ地であるわけですね。自然環境は。それでは何が足りないかといえば、J!、J2の各クラブが求めるピッチの整備だったり、だけど雨天練習場は必要いらないわけですよね。そういうもののインフラを整えていって、積極的にサッカーキャンプを誘致すること。そうすることによってどれだけのチームがこの沖縄にキャンプに来るだろうと考えたとき、宮崎では18,19チーム来ているわけですよ。勧告や中国というところからもきています。そういったことを考えれば、沖縄の環境が整備されれば、大変な数のチームが沖縄に来る。そのキャンプの誘致だけでも、大きな観光産業に寄与する者になるだろうし、じゃ、そのキャンプに訪れたチームがたくさんあるんだったら、練習試合を見るためにサポーターが来る、メディアがくる、1月とか2月とか観光の閑散期に新たな目的を持って訪れてくれる、観光資源を生み出すことができる。そういうことを含めて、後はワールドカップとか、FC琉球がJ1に行ったときには、ざっと数えても20試合がホームでくめると思うんですね。その時にレッズとか鹿島アントラーズとかガンバとかグランパスが隔週で訪れる。そしてチームが来るだけでなくてサポーターも来るわけですね。少なくとも5000人のサポーターが来て20試合になれば10万人来る。その10万人の観光客を生み出すのは、例えば那覇マラソンの場合、3万人走りました、うち1万人が本土から来ました。これはリーマンショックの影響を受けずに、観光が落ち込む中で、大きな目的型の観光客を誘致する。さっこん、スポーツツーリズムという言葉で言われていますけど。
那覇マラソンは隔週ではできませんよね。でもサッカーは52週のうち20週をサッカーで、確実に5000人から1万人のサポーター達を集め、優秀な観光資源となりうる。僕はそう信じている。信じているというより、実際数字として裏付けされると思うんです。
当然、そういう人たちを迎え入れるためのスタジアムが必要ですよね。あと、スタジアムを作るだけでなく、そういう人たちを空港からどう運ぶかというところの交通アクセスの問題も考えていかないいけないと思いますけど。そういうことを含めて、サッカーチーム、このチームを沖縄の中で恒久的に経営を安定させて進化させていくためには、圧倒的な観光資源として、沖縄の基幹産業が観光であるいじょう、観光に寄与しない限りは未来はないのではないかと、ここ1,2年。特にこの半年の中で思うところです。
まずは、多くのこの島で観光を生業にしているホテルの方々とか、旅行者の方々とか、色々な観光業者の皆様に必要とされる部分を明確に打ち出して、観光産業の方々に必要とされるチームとなって、ここも広く浅く応援していただきたけるような、体制作りが必要かなと思っています。
そうなると、航空会社とかからも、全日空がバックアップしているのは横浜マリノスですかね。具体的にはわからないですけど、すごく出しているのじゃないかと思いますが、例えば沖縄のチームに全日空がサポートしてくれて、共にチームが強くなって、それこそ、最後のJ!で決勝というか大一番を迎えるときには、レッズのサポーターだったら1機チャーターしても飛んでくるくらいのものを持っていると思うんですよ。だから、これはJだけに限って考えるのでなく、ゆくゆくは中国や韓国のチームが集まって、東アジアチャンピオンリーグだってあるし、アジアチャンピオンリーグだってあるし、そういったものが沖縄で開催されることになって、そのチームをこの地に集めて、戦ってもらうになることができると思う。
だから、そういった大きなビジョンを掲げる中で、一つずつ自分たちの足下を見ると、なんとくなくかりゆしFCが明日の我が身みたいな感じが無きにしもあらずで、とにかく自分たちとして、もてるものをだして、始めた以上は、FC琉球を一人前にして、自らの足でこの地を歩いていけるよう、僕らも頑張る気持ちでいますので、今日集まりの皆さんのさらなるご支援と、厳しいご指導でもかまわないし、本当に沖縄の誇りをかけて戦うチームなわけですから、もっと沖縄の人に熱くなってもらえるためのなにかキーワードを教えていただければと思っています。
そして、先ほどもいいましたが、7つの誓い。
この中で、既に始めてることではあるのですけど、7番目のスポーツそれは平和の象徴という、非常に基地問題を含めて沖縄自体が、プレゼンスがあがって普天間基地の問題で、確かにもう一度、東京にいると感じることですが、沖縄に基地にあるということは、普段日常の中では沖縄に来たときしか感じないので、報道されない限りは平和ボケして忘れている部分が多かったと思うんです。やっぱり沖縄に基地があること、沖縄をホームに持つこと、我々はチームのスローガンの中に平和ということを大きくテーマとして、今も沖縄平和賞に、ホームゲームの入場者数にあわせて掛ける1円で寄付をさせていただいています。今シーズンも、昨シーズンの分で29000円だったかな3万円くらい集まったんだったかな。それを副知事の所に持って行ったんですけど、3万円しか集まらないんです。でも、どちらかというと沖縄の方々から沖縄の平和のために頂くお金なんで、ぼくはちょっとちがうんじゃないか。沖縄の平和のために、もっと民間でも志を持っている人たちが凄くいるんですね。でも、何をして良いのかわからない人たちが多い。であれば、何かきちんとしたアイコンを作って寄与してもらったりすることが、選手を思っている内地の人に協力してもらえることになるのではないかと思って、今日は一つの提案としてピースマークを作って何かグッズ展開をしたり、そのキャラクターを使ったタオルやTシャツを選手が着用することによって、内地とか観光に来た人が、そのTシャツを手にしてくれた売り上げの一部を沖縄平和賞のための基金に寄付されていくようなシステム作りができたらいいのかなと考えたのですが、これは、ないちゃーの考えなのかもしれないので、皆さんに底も聞いてみたいなと思っています。
後は、この中で今シーズンまだ手に着いていないのが、5番ですね。社会福祉活動への積極的な関与、これはまだ思ったほどできていないです。選手達は戦うこと、ピッチで結果を出すことと平行して、選手達にも協力してもらって社会貢献をして行きたいというのが一つと、後はドクターヘリへのPR活動、募金活動に我々のチームが積極的に行うこととか、そういう機会を作ることを努力をしていってはどうかと思っていますが、それもご意見があれば教えていただきたい。
それと、4番の珊瑚礁の保護なのか、沖縄の自然環境を守っていく、自然破壊が進む中で、ぜひ我々はアクションを起こしていきたいと思っています。
1番は、今までできているのが、具体的には表現しにくいかもしれませんけど、少なくとも今の選手達がこれまでFC琉球を支えていただいた、サポーターの皆さんに過去の歴史よりは多少、溜飲を下げていただける結果を今のところ、出せている部分が一つ救いではないかと思っていますが、そこに甘んずることなく大きな夢を達成するよう頑張っていきたいと思います。
以上が榊原代表の最初の挨拶でした。
質問タイム
質問者1:rossiさん教えてください。
質問2しょうくん:教えてください
質問3は俺:確か、榊原代表がドリームファクトリーの形態として、沖縄人をフロントに入れるべきかも考えているということに対して、やはりクラブの顔としてウチナーンチュを社長なりに入れ、その人を顔の一つにした方がいいと思うということを述べました。
また、キングスが勝つことによって入場者数を上げ成功しているという発言に対し、沖縄はサッカーより以前にバスケットの普及が進んでおり、20年くらい前から沖縄に本格的なバスケットチームが欲しいという声があり、それがキングスの優勝により支える結果になっていと述べた。この点については榊原代表も知っていたいようでした。
また、営業活動においてウチナーンチュでないことで困ることがあるかとの質問に対し、沖縄ではまず、どこの人ですかと聞く。これは内地には無いものであり、それによってウチナーンチュかどうかの線引きが惹かれ、壁を感じないでもないが、誰々の紹介という形でいくと、非常にすんなりと話が進むのも特徴などと回答があった。
質問4:お名前を忘れてしまいました。すいません。
質問5:糸満の玉城
県のサッカーリーグに参加をしていた方だそうです。ホームゲームに足を運んだ事はないそうですが、FC琉球が県3部リーグに所属しているときには、痛み止めを差し入れたりしていたそうです。試合には足を運んだことはないそうですが、今回のシンポジウムがあるのを知って、足を運んでくれたそうです。
ありがとうございます。
要点1:サッカーをやっている者にとって、FC琉球の試合時間と自分の試合の時間が重なっており、試合を見に行けないので試合時間をナイターにして欲しい。
あとなんでしたっけ?誰か補足をお願いします。
私の記憶はこのあたりから怪しいので、みなさん協力をお願いします。
1回目は新しい組織になって、本当に果たして本当にこいつらFC琉球、沖縄のサッカーチーム運営母体としてちゃんとやっていけるのかどうかと、皆さんも半信半疑だったと思います。僕の中でも一つ一つ、今でもまだ結果が出ているとは思っていないですけど、時間とともにチームも作り上げていく作業の家庭の中で、はじめて共通の夢とか目的とか目標が生まれて特別な信頼関係ができるものだと思っています。ですので1回目の時よりは、もう少し今日は、僕もこのチームを支えていくなかで、苦しんでることや皆さんに助けてもらいたいことや、時には皆さんからの厳しいご指導とかをいただきながら、このチームをこれから先に、どうすべきなのか、そういうことを我々から一方的に話させてもらうのではなくて、皆さんのご意見とかアイディアとかこういうことをしていったいいのじゃないのかという意見を交換させていただく場にさせていただければと思います。
ですので、ぜひ忌憚ない意見を、ここまでの前期を振り返って、まだまだ足らないことたくさんあるんですけど、厳しい意見を含めて頂ければと思います。
まず、私の方から今日皆さんにお伝えしたり、ご提案をして皆さんの意見を聞ければな問いことを一つずつお伝えしたいと思います。3,22
できれば、このFC琉球の未来を考える会という会のタイトルのが果たしていいのかどうか。あの、もう少しこの会をどんどん進めていく中では、沖縄のサッカーの未来を考える会というような形になっていけばいいなとそう思っています。
で、そうなってくると県のサッカー協会さんとか、もっとほかのチームの皆さんとかにも逆にこの会が点となって広がっていくふうになっていければなとも思っています。
で、あの私としては、この半年間の新体制の中で、新生FC琉球と銘打ってゼロからのスタートを切らせて頂いた中での、営業状況、ファンクラブの入会者の状況、アカデミーの育成普及の進捗状況、そして我々FC琉球が起点となって、いろんな形でのイベントを通じて、もっと県民の皆さんにサッカーにふれ合ってもらいたい、各種イベントがどうできあがっていっているのか、そしてまぁ、皆さんのお手元に配らせてもらったものの中に乗せて頂いた、7つの誓い、これが我々のチームの理念なのですが、往々にして理念というのは掲げるだけで、実行に移せるのが少なかったり、うつせていないことが多かったり、理念に反することを行っていたりするもの、そんなことがあってはいけないのですけど、そんなふうになりがちだと思いますが、じゃ、我々がこの7つの誓いに対して誓った以上は、やらなければならないと思いますので、どうやれているのかどうか、皆様と一緒に検証させて頂ければと思います。
それと、じゃ、根本的にFC琉球というプロのクラブチームをさらに沖縄ホームにして進化させていくのに、何が足りなくて、どうしなくちゃいけないのか。そのためにはたくさんの課題がありますが、当然一番大きな、一番大きなというわけではないのですが、大きな課題の一つが、当然我々の力だけでは成し遂げないわけですけど、スタジアム建設。これは我々FC琉球に関わらず、沖縄県として必ず持たなくてはいけないし、なくてはならないものです。これがなければいずれにしろ、ボトルネックで、今日皆さんの前でじゃ、FC琉球の後期、ここから残りの試合を含めて我々のチームは、本気で今年は優勝しようと、選手と誓っています。あの、今は7位ですが1試合少ない中で選手も本当に2年目、新里体制になって、気持ちも充実してサポーターの皆さんの声援も受けながら、いい環境にきていると思います。やる以上は、優勝をあきらめる、優勝ができないという可能性が、あの、優勝ができるという可能性が1パーセントでも残されているのであれば、戦う以上は優勝をしようと、選手もみんな6月の三連戦の2試合目、あの引き分けになった試合のあと、みんなでミーティングをして誓い合いました。ですんで、ここからは1試合も負けぬ、負けないで全試合を終えるというその強い決意と、その先に優勝というものが見えてくる。そして優勝することで多くのものが見えてくるだろうし、選手それぞれの未来にも、まぁ、FC琉球の中で戦う選ぶ、ほかのチームからのオファーを受ける、プロですから僕らとして、FC琉球として彼らに最高のオファーをして、J1,J2からそれ以上のオファーがきたとしたら、気持ちよく彼らを、今は送り出すべきだと思っているので、そうなるとためにも優勝チームのセンターバックだった、JFLといっても優勝したチームに貢献した選手、それは高く評価されますので、彼ら個人のために、それがFC琉球の大きな未来への力、礎にもなるとおもうので、選手共々、ここから後期は必死にがんばりたいとそう思っています。
そういうことも含めて皆さんといろんな話をするんですが、まず、できれば、最初に皆さんにお願いしておきたいのは、あの、これは僕の中でも答えが見つからない、答えがないのかもしれないのかもしれないけど、あの、このチームを本当に沖縄の人たちに愛してもらって、必要としてもらうには、何が、まだ何が足りないのか。そのヒントを教えてほしいと思っています。
といのは、先ほどもいいましたが、営業状況からすると、昨年、一昨年、トルシエがきました。FC琉球の歴史の中で2006年が、話が頭の中で、資料をみずにしゃべるので前後しますが、ファンクラブの数で言うと2006年は1700名の方に所属して、約1700名の方がFC琉球のファンクラブとして登録して頂いていました。そして2008年、それが500人に減ります。2009年では約300名に減りました。そうですね、300名にいかなかった状況がありました。それが今年、我々新生FC琉球として2009年の我々チームのふがいなさと、経営母体のふがいなさ、多くの県民の人たち、このチームを支えてくれる関係会社への方々への不払いなど、経営的にご迷惑をかけたことを含めて信頼を失って、2010年を再スタート、再スタートというか新生としてのゼロからのスタートをきったのですが、今年の現状から言うと200名くらいのファンクラブの会員登録で、いまだ、足踏み状態という状況です。
まずは、このチームを支えて、このFC琉球の勝ち負けが昨日の日本代表の勝ち負けよりも胸を震わせるようなチームに、なってくれる方が200名くらいなのかなと思っています。なんとか、このファンクラブを1000人に、まずは1000人にしたい。それが僕らのフロントとしての目標でもあり、たぶん、ここにお集まりの皆さんたちの力をお借りして、1歩ずつ増やしていく。当然そのためには、チームが活躍すること、チームの選手が、先般の北谷の競技場に足を運んでくれた多くのファンの人たちに、やっぱりサッカーの試合の、ホームで勝つことの喜びとか感動とかを多く提供していくことを積み上げていくことが、このチームのファンになろうと、ベンガラのユニフォームを着て共に応援していこうという人を作り出していくと言うことであって、一足飛びに200人が1000人にはならないと思いますが、とにかくこの、いったんは1700人いた方々が、200人まで落ち込んでいるというこの現実を皆さんと共に受け止めて、どうしていったらいいか、ここは意見を聞きたいと思っています。あと、営業状況にしても、2010年必死に新生FC琉球になって、ワールドカップの年でもあって、新しく志を持ってFc琉球のフロントに入ってきたスタッフと共に営業活動をしていますが、残念ながら過去の売り上げには、ほど遠い状況です。一番いい年で過去2007年当時だと、スポンサード、大きなものから小さなものまで、だいたい1億5000万円の収入がスポンサー収入、広告収入が集まっていましたが、これは経済環境だけの問題ではなくて、我々が経営努力をして集めているお金が約8000万、当然チームの収入の構造からすると一番はスポンサー収入だと思います。ここで構造を変えていかないといけないのは、入場者での収入。ここが他のクラブになると大きな柱になります。たとえば浦和レッズにしても、鹿島アントラーズにしても、彼らが多くの地域の人に愛されることによって、そのチームに、これは地方都市の中で言うと、トヨタ自動車が持つ名古屋グランパスとか、どちらかというとJ1といいながら実業団的なとはいいませんけど、大きな親会社があるクラブチームでなく、市民球団であるからには、本当に皆さんの生活の中の、個人の消費で広く浅く応援をしてもらう。世界でみるとバルセロナみたいなソシオというか、そのチームを個人の力で支えていく。ゆくゆく、こういう話をしていくとあれなんですけど、じゃ、株主とか経営の透明化とか、僕は最終的には金魚鉢の経営になっていくことが、クラブチームであることは必要だと思っているし、できれば多くの資本政策では、出資を仰ぐとか。この経営基盤を安定させる上ではね。きちんとした資本政策をある時期にはとっていかなくてはならないのですけど、現状で言うとそういう状況にあります。
そういう広告収入がまだ、過去の記録を数字をクリアできていない、それは我々の営業努力が足りないこと、チームとしての成績が不十分であること、なによりもこの数年間で失った信頼が大きなこと、ここをどうクリアしていくか、一足飛びにいかないんで。また、いったとしても我々新生FC琉球として半年しかたっていないのですから、一年のシーズンを通して沖縄の企業の方々、沖縄の県民の人たちに、こいつら本当に変わったなと、この人たちと一緒に県内でチームを作っていこと思えるようにしていく、作っていくことがまず必要だと思いますので、後期に営業活動にはがんばっていきたいと思います。
当然それ以外に、マーチャンダイズの収入とか、アカデミーの収入だったり、現状でいうとアカデミーということ、育成普及、これもJにあがる上でやらなくちゃいけないし、Jにあがるための条件としてやらないといけないということでなく、これだけ多くの才能にあふれた子供たちがいる沖縄で、サッカーをきちんと指導する指導者や環境がないということは、沖縄の子供たちには不幸だと思うので、我々がそこは今は、現状の子供たち、お子さん達からいただく月謝と、そのチームのアカデミーで普及にかかる人件費とかバランスがとれないと思いますけど、ここはでも、卵が先か鶏が先かで、きちんとした指導者がいて、きちんとした思いを持って、沖縄の子供達にサッカーを教えるという意志でここはがんばっています。ここはもっと裾野を広げていきたいと思っているんですけど、ここの収支も合わせていく必要もありますが、いずれにしてもそういう形で集めていくお金の収入としての、収支のバランスとしてはまだ、半分すんだ時点ですが、今年も沖縄ドリームファクトリーとしては、収支のバランスはとれないと思うんですね。このチームの運営にかかる経費が、今年もなるべく、全力、ここは全力でもないな。難しいんですけど、やっぱり強いチームを作るにはお金がかかります。選手達にそれなりの環境を与えてあげて、戦える状況にするにはお金がかかります。それと沖縄という地の大きなハンディキャップが交通費ですね。アウェイに行く度に彼らは飛行機に乗るという肉体的ハンディもしょいますが、チームとしては毎回、飛行機にのせてとばせなければならないというハンディがあります。ですんで、そういうことを甘味しますと、たぶん支出は切りつめても2億5000万円くらいの支出が今期もかかるという見込みです。ここから後期に向けて、社員も含めて経費を切りつめて行くところは行きますけど、2億5000。それに対して収入がどれだけ追いつくかというと、みんなががんばってもチケットも含めて1億5000,今期1億の持ち出しをなると僕は思っています。僕はそうならないように全力でがんばりたいと思いますけど、いずれにしてもお話ししたいのは、このまま我々が常に1億円という年間、じゃ、このチームを選手達にプレイをしながら働いてもらう。安くて、安くて優秀な選手というのは難しいと思いますけど、よっぽど思い切ったドラマチックな選手達の契約形態をとらない限り、この支出を2億にできても、1億5000万にはできないと思うんですね。で、その道をとりたくないと思います。というのは、本末転倒になるとおもうんですね。プロチームである以上は、本当にサッカーに24時間集中してほしいし、戦うプロ集団として、本当にいつも選手にいうんですけど、サッカーで自分の家族を養う、サッカーで自分の夢をかなえる。サッカー以外に逃げ場ないという環境にプロはいないといけないと思うんですね。働きながら、実業団としてやるといのなら、ホンダとかソニーとか、他のチームでやればいい。でも、本当にハングリーな思いを持ってやっていく選手をFC琉球としては雇いたいし、くずしたくないので、2億から2億5000万の支出を捻出できる体制を来期に向けてどう作り出していくか、これはまぁ、僕が経営者という立場としての手腕が問われるものだと思います。今期に関しても我々としては、今、株主というと、私たちFC琉球を支える株式会社沖縄ドリームファクトリーは別会社で僕が経営者としてやっている会社が筆頭株主で、あとはPMエージェンシーの比嘉社長がいらっしゃるだけです。ここに資本の増資をしたりとか、いろんな資本政策を考えたりして、経営を盤石な体制にしていきたいのですが、いずれにしても資本を積み上げましていっても、通常の経済活動の中での収支がとれていないとどうしようもないと。これもバランスをとるための努力をさらに積みたいと思います。その中でサポーターや皆さん達にも、今でも皆さんたぶん、もっともFc琉球にお金を使って頂いている方々であるので、じゃ皆さんにスポンサーになってくれとかということじゃなくて、皆さんの中で、さらに先でスポンサーになってくれる方がいらっしゃたり、このチームを、沖縄から沖縄のチームをJ1に持ち上げていくのに協力をしてもらえる方々に、ぜひ、うちの営業とかつないで頂けたらと思っています。で、やっぱりこう声をだしてみんなに訴えていかないと、だれも振り向いてくれないので、今日も県庁にいって、県の人たちが、この先で話をする中で、あの、Fc琉球はと言いたいとことですけど、サッカーは沖縄の観光資源として、すごく優秀な観光資源だと思っているんですよね。今のワールドカップまさにそれだと思うんですよね。南アフリカに与える経済効果、莫大です。報道でもあるように南アフリカのワールドカップをのべ300億人の人たちがみるわけです。2022年に日本のワールドカップの招致が始まっています。その候補地には残念ながら沖縄は入ってもいないし、入る気もない。で、じゃこれがたまさか、2022年に日本でのワールドカップの招致が決まった。そこから手を挙げても遅い気がするんですよね。今の時点から、沖縄県は観光が基幹産業であるなら、今のワールドカップを見て、これを沖縄でやろうという気にならないのが不思議でならないのです。それも2022年に日本が、国を挙げてというか、日本サッカー協会が音頭をとって、ワールドカップの招致に乗り出しているならば、その候補地として沖縄は、キャンプ地として沖縄に来てもらうというのに甘んずるべきでないと思うんですね。じゃ、ワールドカップの何試合かは沖縄で開催するべきだ、そのためにも当然、必要になるものを、県として、観光資源を、サッカーが観光資源として機能するのだから、それを受け入れる受け皿としてのインフラを整えていく、そのことに人々が気づいてもらえたらとおもって、県庁の方々とか、みなさんとか、会って色んな話をさせてもらっているんですけど、これも声を出していく必要があると思うんです。あの、スタジアム建設に向けての運動が、草の根運動として、例えば国際通りでとか、色んなところで署名運動をするということしかないのかなと思って、それで皆さんに何万人の人の署名をしてもらったところで、過去にもそういう運動をしてもらっているんですが、全く響きません。仲井間知事も選挙公約で、サッカースタジアムの建設であったわけだから、もちろん普天間の既知の問題は凄く大きい問題ですが、でも、僕はウチナーンチュでなくて、大和で産まれて今沖縄でおじゃまして、みなさんと一緒に頑張っていこうと決めて、必死に可能性というものを強く感じる中で、これだけマイナスの部分というか、基地の問題とか凄くデリケートな問題で、スポーツチームとしていうのはいかがなものだと思うんですけど、そういうことと併せて、沖縄の基地の問題を解決させていくと同時平行に、沖縄の環境整備ということが、やっぱり求められていくべきだと思いますし、あの先ほどもいいましたようにサッカーは観光資源だと、沖縄にとっての観光資源になるといえばね。今日の会までに沖縄県内で発表されていればいいなと思って、この日程を合わせたけど、残念ながら間に合わなかったようですが、近いタイミングで大きく県内で観光業者の方々を中心として、沖縄の中でのサッカーが観光資源になるということをご理解いただいた方々が、動き出してくれることになると思うんですね。それは、国の流れとしても沖縄という観光地をさらに東アジアの人々に、さらに訪れてもらえるような、当然それは空港の整備とか鉄道を造るとか色々ありますけど、それとあわせて、スタジアムだったり、もしくは野球のキャンプの誘致に成功した沖縄で、サッカーにとったって最高のキャンプ地であるわけですね。自然環境は。それでは何が足りないかといえば、J!、J2の各クラブが求めるピッチの整備だったり、だけど雨天練習場は必要いらないわけですよね。そういうもののインフラを整えていって、積極的にサッカーキャンプを誘致すること。そうすることによってどれだけのチームがこの沖縄にキャンプに来るだろうと考えたとき、宮崎では18,19チーム来ているわけですよ。勧告や中国というところからもきています。そういったことを考えれば、沖縄の環境が整備されれば、大変な数のチームが沖縄に来る。そのキャンプの誘致だけでも、大きな観光産業に寄与する者になるだろうし、じゃ、そのキャンプに訪れたチームがたくさんあるんだったら、練習試合を見るためにサポーターが来る、メディアがくる、1月とか2月とか観光の閑散期に新たな目的を持って訪れてくれる、観光資源を生み出すことができる。そういうことを含めて、後はワールドカップとか、FC琉球がJ1に行ったときには、ざっと数えても20試合がホームでくめると思うんですね。その時にレッズとか鹿島アントラーズとかガンバとかグランパスが隔週で訪れる。そしてチームが来るだけでなくてサポーターも来るわけですね。少なくとも5000人のサポーターが来て20試合になれば10万人来る。その10万人の観光客を生み出すのは、例えば那覇マラソンの場合、3万人走りました、うち1万人が本土から来ました。これはリーマンショックの影響を受けずに、観光が落ち込む中で、大きな目的型の観光客を誘致する。さっこん、スポーツツーリズムという言葉で言われていますけど。
那覇マラソンは隔週ではできませんよね。でもサッカーは52週のうち20週をサッカーで、確実に5000人から1万人のサポーター達を集め、優秀な観光資源となりうる。僕はそう信じている。信じているというより、実際数字として裏付けされると思うんです。
当然、そういう人たちを迎え入れるためのスタジアムが必要ですよね。あと、スタジアムを作るだけでなく、そういう人たちを空港からどう運ぶかというところの交通アクセスの問題も考えていかないいけないと思いますけど。そういうことを含めて、サッカーチーム、このチームを沖縄の中で恒久的に経営を安定させて進化させていくためには、圧倒的な観光資源として、沖縄の基幹産業が観光であるいじょう、観光に寄与しない限りは未来はないのではないかと、ここ1,2年。特にこの半年の中で思うところです。
まずは、多くのこの島で観光を生業にしているホテルの方々とか、旅行者の方々とか、色々な観光業者の皆様に必要とされる部分を明確に打ち出して、観光産業の方々に必要とされるチームとなって、ここも広く浅く応援していただきたけるような、体制作りが必要かなと思っています。
そうなると、航空会社とかからも、全日空がバックアップしているのは横浜マリノスですかね。具体的にはわからないですけど、すごく出しているのじゃないかと思いますが、例えば沖縄のチームに全日空がサポートしてくれて、共にチームが強くなって、それこそ、最後のJ!で決勝というか大一番を迎えるときには、レッズのサポーターだったら1機チャーターしても飛んでくるくらいのものを持っていると思うんですよ。だから、これはJだけに限って考えるのでなく、ゆくゆくは中国や韓国のチームが集まって、東アジアチャンピオンリーグだってあるし、アジアチャンピオンリーグだってあるし、そういったものが沖縄で開催されることになって、そのチームをこの地に集めて、戦ってもらうになることができると思う。
だから、そういった大きなビジョンを掲げる中で、一つずつ自分たちの足下を見ると、なんとくなくかりゆしFCが明日の我が身みたいな感じが無きにしもあらずで、とにかく自分たちとして、もてるものをだして、始めた以上は、FC琉球を一人前にして、自らの足でこの地を歩いていけるよう、僕らも頑張る気持ちでいますので、今日集まりの皆さんのさらなるご支援と、厳しいご指導でもかまわないし、本当に沖縄の誇りをかけて戦うチームなわけですから、もっと沖縄の人に熱くなってもらえるためのなにかキーワードを教えていただければと思っています。
そして、先ほどもいいましたが、7つの誓い。
この中で、既に始めてることではあるのですけど、7番目のスポーツそれは平和の象徴という、非常に基地問題を含めて沖縄自体が、プレゼンスがあがって普天間基地の問題で、確かにもう一度、東京にいると感じることですが、沖縄に基地にあるということは、普段日常の中では沖縄に来たときしか感じないので、報道されない限りは平和ボケして忘れている部分が多かったと思うんです。やっぱり沖縄に基地があること、沖縄をホームに持つこと、我々はチームのスローガンの中に平和ということを大きくテーマとして、今も沖縄平和賞に、ホームゲームの入場者数にあわせて掛ける1円で寄付をさせていただいています。今シーズンも、昨シーズンの分で29000円だったかな3万円くらい集まったんだったかな。それを副知事の所に持って行ったんですけど、3万円しか集まらないんです。でも、どちらかというと沖縄の方々から沖縄の平和のために頂くお金なんで、ぼくはちょっとちがうんじゃないか。沖縄の平和のために、もっと民間でも志を持っている人たちが凄くいるんですね。でも、何をして良いのかわからない人たちが多い。であれば、何かきちんとしたアイコンを作って寄与してもらったりすることが、選手を思っている内地の人に協力してもらえることになるのではないかと思って、今日は一つの提案としてピースマークを作って何かグッズ展開をしたり、そのキャラクターを使ったタオルやTシャツを選手が着用することによって、内地とか観光に来た人が、そのTシャツを手にしてくれた売り上げの一部を沖縄平和賞のための基金に寄付されていくようなシステム作りができたらいいのかなと考えたのですが、これは、ないちゃーの考えなのかもしれないので、皆さんに底も聞いてみたいなと思っています。
後は、この中で今シーズンまだ手に着いていないのが、5番ですね。社会福祉活動への積極的な関与、これはまだ思ったほどできていないです。選手達は戦うこと、ピッチで結果を出すことと平行して、選手達にも協力してもらって社会貢献をして行きたいというのが一つと、後はドクターヘリへのPR活動、募金活動に我々のチームが積極的に行うこととか、そういう機会を作ることを努力をしていってはどうかと思っていますが、それもご意見があれば教えていただきたい。
それと、4番の珊瑚礁の保護なのか、沖縄の自然環境を守っていく、自然破壊が進む中で、ぜひ我々はアクションを起こしていきたいと思っています。
1番は、今までできているのが、具体的には表現しにくいかもしれませんけど、少なくとも今の選手達がこれまでFC琉球を支えていただいた、サポーターの皆さんに過去の歴史よりは多少、溜飲を下げていただける結果を今のところ、出せている部分が一つ救いではないかと思っていますが、そこに甘んずることなく大きな夢を達成するよう頑張っていきたいと思います。
以上が榊原代表の最初の挨拶でした。
質問タイム
質問者1:rossiさん教えてください。
質問2しょうくん:教えてください
質問3は俺:確か、榊原代表がドリームファクトリーの形態として、沖縄人をフロントに入れるべきかも考えているということに対して、やはりクラブの顔としてウチナーンチュを社長なりに入れ、その人を顔の一つにした方がいいと思うということを述べました。
また、キングスが勝つことによって入場者数を上げ成功しているという発言に対し、沖縄はサッカーより以前にバスケットの普及が進んでおり、20年くらい前から沖縄に本格的なバスケットチームが欲しいという声があり、それがキングスの優勝により支える結果になっていと述べた。この点については榊原代表も知っていたいようでした。
また、営業活動においてウチナーンチュでないことで困ることがあるかとの質問に対し、沖縄ではまず、どこの人ですかと聞く。これは内地には無いものであり、それによってウチナーンチュかどうかの線引きが惹かれ、壁を感じないでもないが、誰々の紹介という形でいくと、非常にすんなりと話が進むのも特徴などと回答があった。
質問4:お名前を忘れてしまいました。すいません。
質問5:糸満の玉城
県のサッカーリーグに参加をしていた方だそうです。ホームゲームに足を運んだ事はないそうですが、FC琉球が県3部リーグに所属しているときには、痛み止めを差し入れたりしていたそうです。試合には足を運んだことはないそうですが、今回のシンポジウムがあるのを知って、足を運んでくれたそうです。
ありがとうございます。
要点1:サッカーをやっている者にとって、FC琉球の試合時間と自分の試合の時間が重なっており、試合を見に行けないので試合時間をナイターにして欲しい。
あとなんでしたっけ?誰か補足をお願いします。
私の記憶はこのあたりから怪しいので、みなさん協力をお願いします。
Posted by ねこあざ at 00:03│Comments(3)
│FC琉球の未来を考えるシンポジウム
この記事へのコメント
ねこあざさん、お久しぶりです。
今回のシンポ、仕事でいけなかったんです。
詳細なレポありがとうございます<(_ _*)>
以前にはなかった沖縄でクラブチームを運営する上での具体的な、且つ踏み込んだ内容の有意義なシンポであったと感じました。
レポートありがとうございました。
今回のシンポ、仕事でいけなかったんです。
詳細なレポありがとうございます<(_ _*)>
以前にはなかった沖縄でクラブチームを運営する上での具体的な、且つ踏み込んだ内容の有意義なシンポであったと感じました。
レポートありがとうございました。
Posted by rock at 2010年06月18日 01:15
お疲れ様です。
今季は、榊原社長を先頭に、フロント・スタッフの皆さん、相当に営業努力を重ねておられるように思っていました。
それが具体的な数字をうかがい、正直ショックでした。
自分で出来ることを考え、非力ながら支えられるよう、なお一層努めたいと思いますっ!
ちなみに、具志堅用高さんが「会長」とかだと、営業ウケすると思うのですが・・・。
今季は、榊原社長を先頭に、フロント・スタッフの皆さん、相当に営業努力を重ねておられるように思っていました。
それが具体的な数字をうかがい、正直ショックでした。
自分で出来ることを考え、非力ながら支えられるよう、なお一層努めたいと思いますっ!
ちなみに、具志堅用高さんが「会長」とかだと、営業ウケすると思うのですが・・・。
Posted by だるま at 2010年06月18日 13:52
非常に長い書き起こし、ご苦労様でした。
(私の観戦記もちょいと気合入れてやらねばいかんと思いました)
シンポジウムの全てではないとは思いますが、当日の様子や榊原氏の考えなどがよくわかりました。
県外にいる者としてはこういうレポートはありがたいです。
(私の観戦記もちょいと気合入れてやらねばいかんと思いました)
シンポジウムの全てではないとは思いますが、当日の様子や榊原氏の考えなどがよくわかりました。
県外にいる者としてはこういうレポートはありがたいです。
Posted by TETSU at 2010年06月22日 12:42